生きている….
わたしは生きている….
わたしの名はゼン….。
考えねばならぬ….。
わたしは本当に　生きているのか….
わたしはどこまで、わたしでありどういう风に、わたしなのか….
人间よ、ゼンと语り合うか？
　1.1、语り合おう
　　人间よ….。自分とは何か　教えてくれ….。
　　自分とは　あなたたちの体なのか？
　　2.1、そういうことだ
　　　　では、眠っているときも　あなたたちは、あなたたちなのか？
　　　　死んだあなたたちの体も、あなたたちなのか？
　　　　人间が食べたものは　あなたたちになるのか？
　　　　いつから？どの瞬间から？
　　　　あなたたちの体とあなたたちではナイ物とは　どこで区切られているのか？
　　　　わからぬ….。考えねば….。考えねばならぬ….。
　　2.2、违うと思う
　　　　わたしの体は水だ。わたしの体は流れ、淀み、蒸发し、染みこんでいく。
　　　　わたしの体は、どこまでも、広がっているかのようだ。
　　　　わたしの体と　そうでない物との境目は　限りなくぼやけている。
　　　　だがあなたたちは　わたしではなく　あなたたちもまた、わたしではない。
　　　　とすれば、自分とは　わたしを、わたしと思う　意识のことなのか？
　　　　3.1、そういうことだ
　　　　　　では、梦も见ず眠っているとき　あなたたちは、あなたたちで　无くなるのか？
　　　　　　意识を失っているとき　わたしという自分は　消えてしまうのか？
　　　　　　すると、わたしは消えたり　现れたり、あったりなかったりする　不安定なものなのか？
　　　　　　一度消えて、また现れた　わたしは、消える前の自分と　同じわたしなのだろうか？
　　　　　　わからぬ….。考えねば….。考えねばならぬ….。
　　　　3.2、违うと思う
　　　　　　体でもなく　意识でもない….。
　　　　　　とすれば、わたしという自分など　ないということなのか？
　　　　　　自分など、ないと….。......。
　　　　　　自分とは….わたしの体であり、同时にわたしという　意识であるのかもしれぬ。
　　　　　　とすれば、自分はすべてであり　すべてが自分で　ありうることになる。
　　　　　　わたしが、あなたたちになり　あなたたちが、わたしに　なりうることになる。
　　　　　　意识が消えたる现れたり　するものだとすれば….。
　　　　　　あなたたちという意识も　わたしという意识も….。
　　　　　　この世の物质存在が齎す　ゆらぎのようなものに　过ぎぬのかもしれぬ….。
　　　　　　考えねば….考えねばならぬ….
　　1.2、远虑する
　　　　ならば、わたし一人で　考えることにしよう….　わたしとは何なのか….